島根県立八雲立つ風土記の丘

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講習会CLASSROOM

終了した講習会

古代の日本では、出雲国の意宇郡は、伊勢国の渡相(わたらい)郡と竹(たけ)郡、安房国の安房郡、筑前国の宗形(むなかた)郡、常陸国の鹿嶋(かしま)郡、下総国の香取(かとり)郡、紀伊国の名草(なくさ)郡とともに八神郡(はっしんぐん)と称され、独特な神事空間を形成していた。そこには、出雲大社が鎮座する杵築郡は含まれていないのである。どうして、意宇郡のみが出雲国の神郡とされたのか。おそらく、出雲氏の祖先神である天ホヒの命が天孫降臨神話に先駆けて、意宇郡にある熊野山に降臨したという伝承が大きく影響を及ぼしており、古事記、日本書紀、風土記等の史料に基づきながら、意宇郡の祭祀的意義について探求する。

 

写真|史跡出雲国府跡出土墨書土器「意宇」


基本情報

日時 2023年9月16日(土)  14:00~16:00
会場 島根県立八雲立つ風土記の丘ガイダンス棟
講師 川畑勝久先生(住吉大社)
費用 200円
定員・予約 申込不要
主催・共催等 島根県立八雲立つ風土記の丘